兵庫県赤穂市仮屋

2021年10月09日


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日本のお城巡り』 大した城址ではないとの先入観があったのだが、日本100名城だと知って城見に行く。
赤穂城(ウィキペディアから)
  赤穂城(あこうじょう)は、兵庫県赤穂市にある日本の城。 江戸時代は赤穂藩(加里屋藩)主の居城。
城郭は国の史跡に、本丸庭園と二之丸庭園は名勝に指定されている。 別名・加里屋城、大鷹城。
日本100名城、日本の歴史公園100選にも選定されている。
日本100名城の”赤穂城”
  天守閣が再建されていないのが惜しまれるが、綺麗な庭園があり、広大な花見広場もあり、四季折々の景観が楽しめそうである。
赤穂市立歴史博物館
  色々な展示物があったが、入場料が要るので話しの種に一度見ておくと充分かなと思った。
〔060〕赤穂城
  天守閣が残っていないのならば赤穂城ではなく、赤穂城址だと思うのであるが、庭園が綺麗らしい
ので行ってみる。 駐車場、入場料無料に加えて無料のガイドさんも居る、超太っ腹であった。
  帰りには歴史博物館によってみるが、ここは200円の入場料が必要であった。。
あこうじょう
Road Map :JR播州赤穂駅の南側、歩いて20分の位置にあり。
Route Map:駐車場、入場料共に無料。

日本100名城
城内は庭園も含めると思った以上に広く、充分な散策が出来た。
赤穂市立歴史博物館も見学してみた。
車は西駐車場に停める。 他に2ヶ所に駐車場があったが全て無料であった。
どこが城内への入口か判らず、外堀に沿って歩いて行く。
まず、石垣の積み方が見事だと思った。
城内地図と道標がある遊歩道入口を見付けた。
右側の ”大石頼母助屋敷跡”の門の前を通る。 正面に見えるのは ”本丸門”であった。
”本丸跡”向かう為に ”本丸門”を通る。 入城料は無料であった。
無料でガイドして頂ける老人のボランティアが3名程待機していた。
”本丸門”から見た右側の外堀。 やはり石積みが見事であった。
同じく、”本丸門”から見た左側の外堀。 やはり石積みの見事さには感心する。
”本丸門”を潜ると水の綺麗な庭園が広がっていた。
この場所が、”本丸御殿跡”らしいが、間取りがしてあるだけで、建屋の痕跡は何もなかった。
”モミジ”の紅葉がはじまり掛けていた。
先程見た庭園を横から眺める。
”天守台”には石垣だけが残っており、展望台になっていた。
急な段差の石階段で ”天守台”の上って見る。
”天守台”の上は芝生広場となっており、展望はすこぶる良かった。
”天守台”から ”本丸門”と ”本丸御殿跡”の復元された間取りをみる。
”本丸門”の前に広がる ”庭園”
南側に進み ”刎橋門跡”を見る。
”刎橋”は付いていないので、柵の向こう側は外堀となる。 見事な石済みであった。
この高さ4m程の土塁が”本丸”の周囲を囲っていた。
城内の内側を1周して ”本丸門”に戻って来た。
これで終わるのは勿体ないので、外堀を廻ってみる。
”厩口門”(うまやぐちもん)から外堀に出てみる。
”厩口門”は感じが難し過ぎる。
インカ帝国の石積みに負けてはいない見事な石積みである。
”厩口門”から出て来る素浪人2人。
ワザと写真に入れたのに、写真に入ってしまったことを謝っていた。
内堀を廻ってみる。
内掘の景観も中々のものであった。
先程は城内から見ていた ”刎橋門跡”を城外の外堀側から見る。
天守閣が残っていなくても日本100名城に登録されている意味が判って来た。
サクラが咲く時期に再度来てみたい感じであるが、その時には花見客でごった返すのだろう。
”花見広場”の庭園を隈なく散策する。
”カモ”の一家?
”カモ”が優雅に泳いでいた。
”花見広場”は江戸時代には花見の名勝地だったらしい。
浮世絵図には15種類以上のサクラの品種名が列記されていた。(スペース上、カットしている。)
この先に聳えたつ ”天守閣”が欲しい所だが・・・
3連休で天気が良いのに、殆ど人が来ていない。 なんで?
何やら戦に対して仕掛けが門にあるらしいが、どうでもよいか?
門の構造に対するウンチクが書かれていた。
この庭園が家の近くにあれば、毎日でも散歩したい。
この橋は老朽化の為か、通行禁止となっていた。
樹形としては大した松ではないが・・・
内芝生は綺麗に刈りこまれていた。
これが船着き場? 船は老朽化で乗れる状態ではなかった。
”サギ”が2匹居たが、近付くと逃げてしまう。
適所に休憩東屋があった。
休憩東屋の奥に最初に覗いた門が見えて来た。
”休憩東屋”
”歴史博物”へ向かう途中に ”武家屋敷”があったので、中を覗いて見る。
屋敷内には建屋は残っておらず、敷地割があるだけだった。
当時の井戸なのか? 中を覗いて見ると鉄板で蓋がされていた。
”武家屋敷”と ”歴史博物館”周辺の地図。
この5棟の建屋を見て、何かの倉庫かと思ったが、これが ”歴史博物館”であり、
1棟の建屋だったのだ。  このデザインは素晴らしいと思った。
入場200円、入館する値打ちがあるのかどうかは
判らないが、折角なので入館してみる。
”赤穂市立歴史博物館”にも無料駐車場があった。
解説板を読むのは邪魔臭いので、眺めて写真を撮るだけとする。
”ヤマトミュージアム”とまでも行かないが、大きな和船が展示してあった。
若い女性が動かずにジーッと壁を眺めていたので、最初は人形かと思ってしまった。
小さ目の和船。
昔の集落の再現?
岩塩を舐めた人も居たんだろうなー。
ポーランドで産出した ”岩塩”
”赤穂城”の巨大なジオラマ。
ガラスケース越しでは写真を撮り難かったが、無理やり撮ってみた。
”大石頼母助屋敷跡”を覗くと、中には屋敷跡は無く、庭園となっていた。
”大石頼母助屋敷跡”の庭園。 城内を1周して、ここに戻って来る。